奇術師❀桜新一の手紙

このブログではマジックに関すること、興味あることをマジシャンの視点から書いていきます。

なぜ人は物を必要のないものまで買ってしまうのか。

いつの間にか梅雨になりますます引きこもりがちな毎日である。

 

今回はなぜ人は不要なものまで買ってしまうのか。

無駄使いの心理について調べてみた。

 

①便利だと思うから利便性を求めて買ってしまう。

 時間を短縮できる物を人は欲しがる。

 人はつらいことから逃れ快楽を得たい、そのためには極力めんどくさいことは避けたいそのためにお金を使うということだ。

 

②足りないと感じるから。

 ①と同じような理由で沢山物があれば状況に応じた物を選択でき時間短縮につながるからである。

 しかし足りない状態をモノではなく別の方法で解決する思考力が必要。

 あまりにも物を買うことですべてを解決してしまうと、考える力が落ちる。

 

③自分の格を上げたように見せるため。(見栄を張るため)

 自分の権威を上げるために、ブレンド物などを買うことである。

 

④人に好かれたいから、仲間と会話を合わせるため。

 周りが持っているから、流行っているからという思考で物を買うことである。

 

⑤自分を成長させるため

 自分を成長させるために本や趣味の道具をたくさん買ったりしますが、実際に行動したり対象をできるだけ絞って目標をクリアしてから買い足していく方が効率的だったりする。

 

⑥心の余白を埋めるため

 単純に寂しいから、心の隙間を埋めるために買う。

 

ちなみに買い物をする人の行動パターンは大体下の6パターンに当てはまるという。

1)目的型の人

 物を買うことにメリットを求めている人
2)情愛型の人

 思いや感情で物を買う人
3)友和型の人

 みんなが買っているから買う人
4)親分型の人

 自己顕示欲が高い人
5)堅実型の人

 しっかりと理解したうえで物を買う人
6)行動型の人

 おだてられたり目標があって物を買う人

 

さて今日も無駄使いするかな。笑

 

 

2つの種類の人間

この世には2つの種類の人がいる。

"俺か、俺以外か!”

f:id:miys_terry:20190526222423j:plain

…ではなく、空気を読む人間と空気を作る人間である。

 

マジックをしていると自分から流れを作るのが上手なマジシャンと、その場の空気や相手に合わせるマジックを得意とするマジシャンの2パターンある。

 

多少どちらの能力も有しているが、一方の能力が高いのが普通である。

 

流れを作るのが上手いマジシャンは自分の流れに巻き込んでいく、いわゆるムードメーカー的なキャラの人が多くプライベートでも面白い人が多い傾向にある。

 

一方で相手に合わせるマジックを得意とする人は自分のキャラよりもその場の雰囲気や空気に合わせるので無理がなく一定のウケを取れる傾向にあるが、大きく受けることは少なくマジシャンとしてのキャラの印象も残りにくい傾向がある。プライベートでもまじめなややオタク気質な人が多い。

 

単純に喋りを主体とするマジックをやらせるとどちらかの傾向にはっきりと分かれるように思う。

 

もちろん、演出、音楽、衣装などの見た目を工夫して別のキャラを演じることによって自分の流れに巻き込んでいくタイプを演じることは可能である。

 

どちらがいいかとは一概に言えないが、自分で場の空気を作れる人の方が土壇場でも力を出し切れると思う。

 

 

ユニット的に組み合わせること。

マジシャンは1つの演目を作るのに細かなマジックを組み合わせて作る。

これはほかのどんな作業にも共通することだと思う。

最小のユニットをたくさん持っておけばその場でオーダーメイド的に演技を組み上げることも可能である。

何らかのシステムを組み上げる時と同じ。

もちろん知識をパッケージ化しなければいけない分、その知識をある程度は理解しなければいけない。

しかし一度理解して継なげ方がわかれば

わずかな知識から沢山の演目を作り上げることが可能だ!

だから基礎は大事なのである。