人の評価は2種類に分かれる
過激な発言が炎上するタイプとしないタイプがいる。これはなぜなのか。
実はこれは発言者の評価の性質が異なっているからである。
評価には能力に対する評価と性質に対する評価の2種類が存在する。
能力に対する評価のとは?
一流の専門的な知識を持っている人が能力に対する評価を受けやすい人である。
例えば堀江貴文さんなんかがその例で、彼はライブドアの設立を筆頭に様々なビジネスを立ち上げてある程度の成功を収めている。
そのため、たとえ炎上しようが逮捕されようが彼が高いビジネススキルを持っていることを疑う人は殆どのいないはずである。
このように、能力に対する評価は失われにくいと言う性質を持っている。
一方の性質に対する評価はとは?
性質に対する評価はすぐに移り変わりる性質がある。その人のスキルではなくイメージやブランドに対する評価のことである。
例えばアイドル、俳優などは性質に対する評価が大きい。クリーンなイメージだったのに不倫していたなどのスキャンダルで炎上した場合、どれだけ多くのファンがいてもあっという間に人気が落ちてしまう。
このように性質に対する評価はすぐに移り変わってしまうのである。
ちなみにこれを利用して自己ブランディングもできる。
自分のスキルに対する評価が高い人はあえて炎上商法や過激発言をしても、能力に対する評価は失われないため、評価を下げることなく大衆に存在を知らしめることができる。
性質に対する評価が高い人は炎上商法や過激発言は控えるべきである。それまで応援してくれたファンが去ってしまう可能がある。
評価の飛び火に注意せよ。
評価は別の場所に飛び火することがある。
例えば、一度炎上した企業の新製品、炎上と関係の無い部門まで信用されなくなるのはこう言った理由からである。
炎上したり悪い評価をもらったらどうすればいいのか。
1つ目は徹底的に反論することである。
注意点は感情的にではなく理論的に反論すること。
2つ目は悪い評価を受けた部分を切り落とすこと。企業であれば不祥事を起こした部分を切り落とし、クリーンになったことをアピールすることである。