奇術師❀桜新一の手紙

このブログではマジックに関すること、興味あることをマジシャンの視点から書いていきます。

2つの種類の人間

この世には2つの種類の人がいる。

"俺か、俺以外か!”

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…ではなく、空気を読む人間と空気を作る人間である。

 

マジックをしていると自分から流れを作るのが上手なマジシャンと、その場の空気や相手に合わせるマジックを得意とするマジシャンの2パターンある。

 

多少どちらの能力も有しているが、一方の能力が高いのが普通である。

 

流れを作るのが上手いマジシャンは自分の流れに巻き込んでいく、いわゆるムードメーカー的なキャラの人が多くプライベートでも面白い人が多い傾向にある。

 

一方で相手に合わせるマジックを得意とする人は自分のキャラよりもその場の雰囲気や空気に合わせるので無理がなく一定のウケを取れる傾向にあるが、大きく受けることは少なくマジシャンとしてのキャラの印象も残りにくい傾向がある。プライベートでもまじめなややオタク気質な人が多い。

 

単純に喋りを主体とするマジックをやらせるとどちらかの傾向にはっきりと分かれるように思う。

 

もちろん、演出、音楽、衣装などの見た目を工夫して別のキャラを演じることによって自分の流れに巻き込んでいくタイプを演じることは可能である。

 

どちらがいいかとは一概に言えないが、自分で場の空気を作れる人の方が土壇場でも力を出し切れると思う。

 

 

ユニット的に組み合わせること。

マジシャンは1つの演目を作るのに細かなマジックを組み合わせて作る。

これはほかのどんな作業にも共通することだと思う。

最小のユニットをたくさん持っておけばその場でオーダーメイド的に演技を組み上げることも可能である。

何らかのシステムを組み上げる時と同じ。

もちろん知識をパッケージ化しなければいけない分、その知識をある程度は理解しなければいけない。

しかし一度理解して継なげ方がわかれば

わずかな知識から沢山の演目を作り上げることが可能だ!

だから基礎は大事なのである。

部屋を洗練させるために~奇跡の片づけ方法~

マジシャンは基本的に道具を使うことが多いので物が増えていく。

ネタもまたしかり。

これは普通の人も同じでアマゾンや楽天で買い物をして物がたまっていくサイクルだと思う。

それに伴って部屋の収納も限界を迎えていく。

定期的に物を整理していってもある時から場所を変えるだけで一向に片付かなくなっていく。

 

ではどうしたらいいか。色々と悩み、調査した末にわかったことがある。

1日1個ずつ物を捨てていけばいいのだ!

 

なぜか。

まとめて捨てようと思うとかなり時間がかかるため途中から集中力が落ちていき、結局使うかもしれないという思いがよぎり捨てられなくなるという悪循環を繰り返すはずだ。

 

しかし、一日一個ならそんなに集中力や頭を使わずにできる。継続して数か月もすればだんだん部屋がすっきりするし新しくものを買うときに捨てるときのことも一緒に考えるので無駄な買い物も減る。お金もたまる。

ということは時間の節約にもなるのだ!!

また。お金もたまりたまったお金で捨てたものがいずれ必要になったとしてもそれ以上のものが買える。

 

何より効果的なのが本当に自分が大切、良いと思うものだけが残っていくのである。ガラクタに囲まれず本当に大切なものが見えてくる。選択の精度が上がり、より良い選択ができる。

 

ただし何でも1個捨てるのではなく、他のもので代用できるから捨てる、人生に必要ないから捨てるといったように常に理由を考えることが必要だ。

理由がなくなったときがゴールである。(ゴールからの逆算思考を意識する。)

 

人生は長いようで長くはない。時間は限られている。

よりシンプルに生きるためにとても良い方法だと思うので試してみてほしい。

 

私も来週あたり、いや再来週あたりからやってみようと思う。。笑