奇術師❀桜新一の手紙

このブログではマジックに関すること、興味あることをマジシャンの視点から書いていきます。

テンプレートとルーティンについて

マジックにおいてルーティンを作っておくとマジックがかなり楽に演じられるようになる。そして文章もテンプレート作ってそれに当てはめて書いていこうと思う。

おそらくそうした方が見やすいだろう。まずは型通りに文章を作ることにする。

 

目次

 

①ルーティンを作ることの重要性

なぜルーティンを作ることが重要なのか。その理由について書いていこう。

まずはルーティン無しの演技は手持ちの道具でその場で考えた演技をすることになる。

その場で考えるとある程度のアドリブが必要になるので流れるような演技が難しくなる。アドリブ力が高いや経験値がものすごく高ければこの限りではないと思われるが、初心者や中級者は覚えたマジックを単純に受けそうな順番に並べてみて一連の流れを組み立てそれを淀みなく演じられるするのがよい。

 

②ルーティンの作り方

私が思うルーティンの作り方を以下に簡単に紹介する。

1.自分の持っているネタで一番受けるものを最後に2番目に受けるものを最初に持ってくる。

観客の多くは最後に演じたマジックをよく覚えているようである。そのインパクトを最大限に高めるために一番受けるネタを最後に持ってくる構成。ただし、出だしも肝心で出だしで滑ると挽回がかなり大変なので出だしもそれなりにインパクトの強いものにする。そう考えると”自分の持っているネタで一番受けるものを最後に2番目に受けるものを最初に持ってくる。”が最も簡単な構成である。

 

2.とにかく火が出たり光が出たり音がするマジックを最初に持ってくる。最後はありえないところに物が入るや動物が出てくるマジックにする。

前の文章でつかみが重要だということは書いたので、そのつかみとして人を引き付ける演目が火が出たり光が出たり大きな音がするのもである。これを持ってきて一挙に注目を集めることである。

 

3.好きな曲、映画、小説などをテーマとしてその流れで作る

あるものをテーマにルーティンを組むことである。例えば過去にタイムスリップして現代に戻ってくるまでの過程を描きながらマジックをするなどである。

この構成の利点は一つ一つのマジックにインパクトがなくてもストーリーが面白ければ成り立つというところにある。もちろんマジックが凄ければさらにインパクトは強くなり、ほかのマジシャンが選ばない演目を選べばオリジナリティがでる。

すべての要素をつなげるのは大変でマジックとは別のスキルがいると思う。

 

間の演目について

 1.2で最初と最後の間には何を演じればいいのかというと、観客の感情をどのように動かしたいのかによる。笑いを多くとりたければコメディタッチの演技を多めに、不思議さを強調したいならメンタルマジックを多めに、あとはキャラや演出にあった道具やテクニカルなものを演じればいいと思う。

 

③テンプレートを作ることについて

単体のマジックや文章などを書くときにどのような構成で作るかをとあらかじめ決めておくと楽にできる。

文章なら目次、見出しを決めてその中に小さい見出しがあり、文章を書いていくというイメージ。マジックなら起こしたい現象(色が変わるなど)を考えてそれに対して使える道具や手法を考えていくイメージ。

 

まとめ

ルーティンはないよりあった方がいい。色々なパターンを試してみて自分あったもので観客の受けが良いものを探すのが良いと思う。テンプレートも作っておけば当てはめていくだけである程度作業ができるの時間の節約になる。

 

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魔法の勉強法

最近思うのが色々とやりたいことがあり本が読めない時があるということ。

そこで何か良い方法はないかと考えてみたところ、kindleiphoneの自動読み上げ機能のコラボレーションがかなり使えるということに気が付いた。

 

自動読み上げの設定方法は以下のページを参考にしてほしい。

 

 

 

 

 

iphone-mania.jp

 

この機能をkindleアプリで使い、学生なら通学中にサラリーマンなら通勤中にお爺さんなら朝の散歩にと空き時間を利用してオーディオブックが聞ける。

ただし、読み方のテンポは一定で漢字も変な読み方をするし雑誌や図が多い書籍は読めなかったり途中で止まってしまう。しかし母国語なら心配はいらないだろう。

隙間時間にイヤホンさえあれば読書の代わりになる。

 

またkindle unlimtedなら月額980円で一部の本が無制限なのでこの機能と組み合わせればかなりお得である。

 

そしてマジシャンにはマジックにも使えるかもしれない。

この読み上げの機能を使ってカードを携帯に読み上げてもらう、どこにあるのかを読み上げてもらうなど使い方は無限大!!

 

ネタの作り方

 山里亮太の天才はあきらめたという本を読んだ。

天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)

 

この中でネタの作り方について書いてあったので軽く触れておこうと思う。

 

会話を作っていって面白いフレーズを穴埋め形式で作り出すネタの作り方をしていた。

 

そこから自分が面白いと思うものになり、一番受けるものを作る流れになったようだ。

 

自分が楽しいと思えるものの中から相手も楽しいと思えるものを選ぶのがベストな選択しなのかもしれない。