アイディアを生み出すコツ~多層睡眠について~
最近多層睡眠という用語を知り少しずつ試している。
現代人は6~8時間の睡眠をまとめてとっている。これを単層睡眠という。
ほとんどの人が単層睡眠であろう。
では多層睡眠とは何か?
多層睡眠とは言葉の通り、睡眠を細切れに取ることである。
実は人は生まれたときは多層睡眠なのである。
考えてみてほしい。赤ちゃんの時は昼夜問わず好きな時に寝ている。
それが大人になるにつれて睡眠時間が固定されていく。
これは産業革命やなど効率的に働くようになったためだと言われている。
確かに狩猟や農耕に時代はかなり自由に睡眠がとれたのではないか。
夏なら暑い時間を避け、冬なら温かい日中のみ活動時間を絞るなど出来たわけだ。
しかし、現代にこの生活習慣を送れる人は僅かではないだろうか。
空調も充実しているため季節も関係なく、照明もあるため時間も関係ない。
ではどうすればいいのか。
睡眠を細切れにしてコントロールすればいい。
例えば固定の時間で働いている人は仕事が終わり帰宅してから、
数時間睡眠をとり、起きて作業してまた寝て、起きて作業をする。
これを自分が最大限のパフォーマンスを発揮できるように調整すればよいのだ。
だがここで疑問に思う読者もいると思う。
なぜ多層睡眠なのか。別に細切れに寝なくてもいいのではないか。
実は睡眠には脳の不要な情報を処理する効果がある。
瞑想も脳のリフレッシュになるが、睡眠の方が効果が高いように感じた。
そのため、だらだらと無駄な作業を続けるよりは寝て起きて短時間で作業した方が人によっては効率がいい。
人によるというのは単純な作業の仕事をする人は特に睡眠を細切れにする必要はないと思う。アイディアを多く出さなければいけない、新しいことを効率よく覚えたいという人に多層睡眠は向くと思う。
デメリットとしては寝起きに少しだるいことと、日によってはすぐに短い睡眠に入れないときがあるぐらいだ。
寝起きにだるいときは軽く水分補給してから運動するとかなりすっきりする。
睡眠はかなり仕事などのパフォーマンスに影響する。
睡眠を改善することでより良い生活が送れるかもしれない。