奇術師❀桜新一の手紙

このブログではマジックに関すること、興味あることをマジシャンの視点から書いていきます。

ターベルシステム

最近も相変わらず新ネタを探している。もちろん幾つか考えていて、その内の1つは実際に演じてみた。ウケはまずまずでトークを練り直す必要があると感じた。

マジック自体は単純なもので演出をメインに考えている。

では話を本題に戻そう。マジックをある程度やっていると、ジャンルがある程度決まって来てしまう。それはそれでいいことだと思うのだがカードマジックが多くなり過ぎたり、真面目な演出のマジックが増え過ぎたりしてしまう。

 

そこでターベルコースを買おうかと思っていたのである。

ターベルコースとはハーラン・ターベル博士が各マジックをジャンルごとにまとめた全8巻もあるマジックの本である。その昔マジックのバイブルと言われ、多くのプロマジシャンが飯の種としてそこに書いてあるマジックを演じていた名著である。

しかしこのターベルコースも時代とともに、各種の目新しい本やDVDに押されいつの間にか絶版になってしまった。

私は近所の図書館においてあったので何度か見たことがあり、内容は古いけれども確実に受けるマジックが詰まっている印象であった。

人とネタが被りたくないので古典から探して、演出を考えて演じようと思っていたわけである。

 

 

ターベルコースインマジック全8巻

ターベルコースインマジック全8巻

 

中古で買えるのでAmazonで見ているとターベルシステムなるものを発見した。

 

ターベルシステム・ガイドブック LESSON1-10 [DVD]

ターベルシステム・ガイドブック LESSON1-10 [DVD]

 

 ターベルシステムとはターベルコースを作る前に、マジックの通信講座として売られていたものでより実践的な構成になっている。しかもDVDの解説付きで1巻だけとりあえず即買いしてしまった。確かに内容は何処かで見たことが合ったような昔ながらの手品で逆に目新しい、ここに書いてあるものを一つ加えて古典風にして演じて見ようと思う。

 

最近のマジックに飽きてきた方にはおすすめです。