奇術師❀桜新一の手紙

このブログではマジックに関すること、興味あることをマジシャンの視点から書いていきます。

骸骨紳士

前にどこかの駅前で骸骨紳士という大道芸人を見たことがある。どのような大道芸かというと、よく銅像の格好をしてお金を入れると動くというパターンのやつだ。ほとんどが銅像やマネキン、人形のような格好のなか、骸骨が貴族の衣装を着ているのだ。そしてなかなかクオリティが高かった。ただし、そんなにお客さんはいなかった。ピエロの格好をして立ってもそのくらいの客入りだと思う。ただあえて髑髏を選んでいたことに好感を持てた。場所や季節によるだろうと思うが、今後も頑張ってほしいものである。

人の評価は2種類に分かれる

過激な発言が炎上するタイプとしないタイプがいる。これはなぜなのか。

実はこれは発言者の評価の性質が異なっているからである。

評価には能力に対する評価と性質に対する評価の2種類が存在する。

 

能力に対する評価のとは?

一流の専門的な知識を持っている人が能力に対する評価を受けやすい人である。

例えば堀江貴文さんなんかがその例で、彼はライブドアの設立を筆頭に様々なビジネスを立ち上げてある程度の成功を収めている。

そのため、たとえ炎上しようが逮捕されようが彼が高いビジネススキルを持っていることを疑う人は殆どのいないはずである。

このように、能力に対する評価は失われにくいと言う性質を持っている。

 

一方の性質に対する評価はとは?

性質に対する評価はすぐに移り変わりる性質がある。その人のスキルではなくイメージやブランドに対する評価のことである。

例えばアイドル、俳優などは性質に対する評価が大きい。クリーンなイメージだったのに不倫していたなどのスキャンダルで炎上した場合、どれだけ多くのファンがいてもあっという間に人気が落ちてしまう。

このように性質に対する評価はすぐに移り変わってしまうのである。

 

ちなみにこれを利用して自己ブランディングもできる。

自分のスキルに対する評価が高い人はあえて炎上商法や過激発言をしても、能力に対する評価は失われないため、評価を下げることなく大衆に存在を知らしめることができる。

 

性質に対する評価が高い人は炎上商法や過激発言は控えるべきである。それまで応援してくれたファンが去ってしまう可能がある。

 

評価の飛び火に注意せよ。

評価は別の場所に飛び火することがある。

例えば、一度炎上した企業の新製品、炎上と関係の無い部門まで信用されなくなるのはこう言った理由からである。

 

炎上したり悪い評価をもらったらどうすればいいのか。

1つ目は徹底的に反論することである。

注意点は感情的にではなく理論的に反論すること。

2つ目は悪い評価を受けた部分を切り落とすこと。企業であれば不祥事を起こした部分を切り落とし、クリーンになったことをアピールすることである。

 

地方による色の好み

色が人に与える影響はかなり大きい。

 

マギー史郎やマギー審司は黄色、赤色の衣装を着ているがもしこれが黒や別の色であればかなり違った印象を受けるはずである。

 

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人の見た目は服が多くの面積を占めるので、マジックに於いての衣装選びは結構重要である。衣装の話はまた別の機会にするとして、今回のテーマは地域ごとに好まれる色だ。

 

都道府県によって好まれる色に違いがあるようだ。

北海道から関東までは青や緑といった色が好まれる。

中部から黄色といった明るいカラーが印象的になり、

関西から九州まででオレンジや赤が好まれる。

 

なぜかと言えば東日本は西日本よりも寒い傾向にあるので寒色系の青や緑といった色が好まれる。西日本の方が暖かい場所が多いので暖色系が好まれる。

これは海外でも同じでイギリスとイタリアの男性の服装をイメージしてもらえば、イギリスの方がイタリアよりも寒いのでスーツも濃い色の物をきっちり着こなしているイメージがあるのではないか。一方南国のイタリアではジャケパンのスタイルでも白いパンツを履いたりとより明るい色を身に着けているイメージが浮かぶだろう。

 

また、関東は武家社会であまり派手な色の装飾をしていなかった。

一方関西は商人文化で比較的派手な格好がしやすかったのではないかと思われる。

 

このことからも行く場所によって衣装やアクセサリーなどを変えてみると、いつもとは違った反応が得られる。

 

もちろんこれはあくまでも傾向であり、個人差がある。

最初に示したようにキャラの色が定着している場合には変える必要がない。

どうしても失敗したくないなら無難なモノトーンを選ぶのもありかもしれない。

アクセサリーや道具だけで差をつけながら。。