奇術師❀桜新一の手紙

このブログではマジックに関すること、興味あることをマジシャンの視点から書いていきます。

哲学とは。

昨年読んだ本の中で一番良かった本が武器になる哲学という本である。

 

” 哲学とは人類不変の悩みを先人が考えてきた証である。”

 

心理学的な内容が簡潔にまとまっているので読みやすく各原書もいつか読んでみようという気持ちになる。

 

ここに書いてある心理的な内容はマジックでもきっと生かせると思う。

 

例えば”無知の知”で知らないということを知っているということ。

プロマジシャンになぜある技法をここまでうまくできるのかと聞いてもその技法が基本的であればあるほどうまく説明できなかったりします。

つまり本人はわかったつもりになっているだけで本質を理解しているわけではない。

わかったと思った瞬間に理解の深度が停滞してしまう。

 

わかったつもりにならずに深く考えないと良いマジックはできないのではないかと思う今日この頃。。