奇術師❀桜新一の手紙

このブログではマジックに関すること、興味あることをマジシャンの視点から書いていきます。

演技を作ることについて。

マジシャンである以上マジックを演じることは必然である。

 

今回はマジックをどのように作るかについて書いていくことにする。

 

私自身の話をすると音楽を聴いていてマジックをひらめくことが多い。

昔の音楽や映画のテーマ性のあるBGMなどである。

映画のBGMや挿入歌の話をすると、

 

ある日とある映画の挿入歌を聞いていた、挿入歌を聞いているとその映画のシーンが頭の中に浮かんでくる。断片的にではあるがもちろんストーリもである。

その映画が主人公とヒロインが入れ替わる映画であったとする。

例えば主人公をトランプのJ、ヒロインをQに置き換えて変化するマジックが思い浮かんだのであとは映画のストーリーを話しながらマジックを自分なりの作品に仕上げる。

 

ステージなどのように音楽や照明の効果も利用することができればより演技の精度は高まると思う。

 

ここで思うことは数多くのストーリー(映画やドラマ、小説)をインプットしておくことと、多くのマジックを知っていることが重要になってくる。

 

なぜならそもそもたくさんのストーリを知らないと何かふとしたきっかけで思い出すことが少なくなる。

多くのマジックを知らないとそのストーリーにマジックをうまく当てはめることができない。

 

結局コンスタントに作品を作り演じるには知識を増やしていく(勉強)するしかないのである。このことはマジック以外の分野でもいえることである。