エンターテイメントと狂気
今年に入ってから色々なマジシャンの演技を見ることが多くなった。
そして自分の演技にかけているものが少しずつ見えてきている気がする。
それを取り入れられるかは別問題であるのだが・・・
今日は久しぶりにいい演技を見たので、
興奮が冷めやらぬ内にまとめておくことにする。
以前ブログに書いたが
マジシャンにはキャラある。そしてそのキャラは長く演じている内に培われるものである。ただし、そこにはベースというものがある。
正統派のマジックを数十年続けて来たのに、いきなりコメディマジシャンにはなれない。なれなくはないが、どうしてもベースとしての正統派の演技が出てしまう。
もちろんそれを活かした上でなら別のキャラを演じることはできる。
さてと本題に入ろう。
上手いマジシャンと言うのは、その演技・演出がエンターテイメントである。
言い換えるとそれがマジックという枠に収まっていない、自分のオリジナリティを出している。
そしてもう一つ大事なことに改めて気づいた。
その演技・演出は狂気である、つまりクレイジーだと言うことである。
マジックの基礎を学び、トークに笑いの要素を入れ、音楽や照明を工夫する。
このあたりまでは真面目に勉強していればできると思う。
その先、演技の振れ幅、インパクト的なもの、今までのベースとなる枠を飛び越える演技と発想。思いっきりはっちゃけるということなのか。文章にすると難しい。
今後の方針としてはこんな感じだろうか。
真面目に少しづつマジックをしてきて普通な感じのキャラ、とりあえず正統派?
古典の要素
そこに少し笑いの要素を加える。
音楽をつけて綺麗に見えるマジック華やかに見えるもを加える。←いまここ
今の自分をぶち壊した演技を加える。踊りやモノマネ、変な動き。珍しさ。
1ネタぐらい時流に乗ったものもプラスして、新鮮さを出す。
まだまだ先は長いな。。